尾張大國霊神社 国府宮|ご祈祷 はだか祭
写真コンテストも65回を迎えることとなりました。大変残念ながら、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、儺追神事(はだか祭)の裸姿での揉みあいが無くなってしまいました。感染拡大防止と言う点では仕方がない措置ではありますが、正直申し上げて寂しい限りです。自粛ムードの中であり、はだか男衆による儺追笹奉納も無く、鏡餅奉納等も減少してしまいました。当然のことながら、写真コンテストも大きな影響を受けました。例年とは違った作品が上位を占めることとなりました。今年限りの記録性が高い作品が上位入賞を果たした感じにもなりました。来年は、コロナも終息して、勇壮なはだか祭が戻って来ると思います。祭を楽しみ、そして写真コンテストには力作が沢山応募されてくることを期待しております。
フォトアドバイザー 矢野謙治
伊東 弘素 様
この参道では、神男を巡って、褌姿の裸衆との壮絶な揉み合いが繰り広げられているところです。令和3年は、このような形となりました。一つの記録として、しっかりと捉えられました。目に留めておきましょう。そして、来年は、勇壮果敢なはだか祭が斎行されることを祈りましょう。
可児 吉之 様
大鏡餅奉納が、つつがなく挙行されております。奉賛会、そして関係者の多くの人たちの努力の結晶が、今、報われようとしております。画面構成の妙、シャッターチャンスの良さが光ります。大鏡餅の大きさが表現され、力強い仕上がりを見せております。少しアンダー目に見える露出も、ここでは厳かな感じになり成功しております。
眞下 康裕 様
写真コンテストでは、なかなか見られない的射神事が捉えられております。新鮮さと言う点では高評価になるのではないでしょうか。夜間の神事となりますが、撮影機材の進歩等もあり、しっかりと撮影出来るようになりました。厳粛な雰囲気に包まれての神事が活写されております。
稲葉 文生 様
夜儺追神事のワンシーンです。躍動感のある瞬間を捉えることで、良い意味での緊迫感が画面に生まれました。カメラポジション・アングルの良さ、的確な露出、無駄のないフレーミング、写真的技量が伺えます。フィナーレへ向かう神男の真摯な姿には心打たれるものがあります。
二枚畑 勇 様
デコレーションされたトラックに大鏡餅、これから奉納されようとしております。抜けるような青空バックに鳥居も歓迎し、大鏡餅も誇らしげそうです。カラフルで、祭りを盛り上げる大鏡餅は、はだか祭の主役の一方を担っております。その勇姿が見事に描かれております。タイトルは説明調でイマイチです。
栗木 信夫 様
この賞の作品の決め手は、いかに大鏡餅を大きく見せるかにあります。パレード、手押し、クレーンでの引き上げ、大きく分けて、この3つのシーンでしょうか。大勢の人々に押されての奉納は、間違いなく大鏡餅であることが分かります。青空の下で、力強さと爽快感が一体となった仕上がりを見せております。
高木 一博 様
儺追神事(はだか祭)を前に、心、体を清めます。神男と神官が、緊張感と厳粛な世界の中、大事に向かう意気込みでしょうか、静かな決意でしょうか。緊張の一瞬が捉えられております。今年は、はだか男衆に揉まれることはないのですが。神事を正攻法で、しっかりと表現されております。
加茂 睦博 様
この作品も、例年では見られない光景です。凛々しい男の子の褌姿も祭の華ですが、女の子の奉納姿も、それはそれで微笑ましいものがあります。これを機に、このスタイルが定着するのでしょうか。それとも、やはり、はだか祭は男の祭でしょうか。そんなことを考えながら、この作品を見ております。
「YOASOBI」
池田哲平 様
「お出迎え」
堀江直之 様
「コロナ禍の奉納 国府宮感謝」
伊藤兼聖 様
「さあ、大鏡餅奉納」
住田直隆 様
「なおいどり」
青山環 様
「なおい笹竹背負って」
平山充 様
「みんなの儺を一手に」
加藤勝利 様
「安堵の退下」
達磨梨央 様
「疫病退散の願いを込めて」
藤塚てる子 様
「願いを背負って」
木村幸弘 様
「鏡餅奉納」
大薮時子 様
「子供儺追笹奉納」
渡辺智之 様
「慈愛」
加藤信博 様
「大きなお餅」
田村宜仁 様
「大鏡餅の奉納」
中川和喜 様
「大鏡餅上がった」
吉田美良 様
大鏡餅奉納」
坂本静彦 様
「大鏡餅奉納」
山田泰造 様
「大鏡餅奉納パレード」
杉原英夫 様
「標柱(しめばしら)楼門前に」
木野重利 様
「奉納の歓び」
美澤功 様
「奉納儀式」
鈴木稔 様
「魔を射る矢」
長谷薫 様
「厄終えて」
稲川俊秀 様
「儺追行列」
鈴本康子 様
「儺追神事」
江坂昌己 様
「儺追捕り」
太田宣行 様
「儺追捕り」
大薮為男 様
「凛と」
伊藤和機 様
「祓い」
牧田智恵 様