平成最後のフィナーレ

吉田　幸蔵　様
最優秀賞候補作品が、４点残りました。４点並べて比較すると、どうしても、この作品が最優秀賞のようです。結果、吉田様の２連覇となってしまいました。神男が引き上げられると言うか、無事奉納される、このシーンは、我々が持つはだか祭のイメージに限りなく近いような気がします。壮絶な揉み合いを経ての、最後の迫力さは、天下の奇祭に相応しい光景であります。

息を合わせて元気よく

大矢　寛之　様
少年たちの元気で溌剌とした姿を見事に捉えております。ちょっぴり勇ましい褌姿に、色々な感情が込み上げて来ます。この子らの未来に幸あれ、そして、間違いなく、頼もしい男に立派に成長してくれるものと思います。はだか祭の未来も安泰のようです。それらが、この作品から力強く伝わって来ます。写真的技量では、フレーミングの巧みさとシャッターチャンスの良さが光ります。

神男はどこ！

高橋　洋子　様
画面一杯に広がる裸男衆。男衆の表情には、はだか祭特有の意気込みと、まさしく男の表情が描き出されております。無駄のない画面構成と、カラフルな鉢巻が華やかさを演出しており、見ごたえのあるタイトル通りの力強い作品に仕上がっております。

一心精進

長谷　薫　様
多分、今までに、このコンテストに応募されて来たことのないシーンを捉えた作品ではないでしょうか。この新鮮さは、とても魅力的です。これから、神事に取り組むと言うか、向かう前の厳かさが活写されております。はだか祭全体の流れの中でのワンシーンで、記録的にも貴重なカットでもあります。
このシーンを捉えた着眼点に高い評価を与えたいと思います。