尾張大國霊神社 国府宮|ご祈祷 はだか祭
コロナウィルス感染拡大の影響を受け中止されておりました、はだか男衆と神男との揉み合いが再開されました。条件付きで、完全とは言えませんが。祭の華とも言えるイベントが戻ってきた喜びは誰もが感じているのではないでしょうか。67回を数える伝統ある写真コンテストも本来の姿に戻りつつあります。昨年と比較すると題材も大幅に増え、審査も大変になりましたが、比例して楽しみも増えました。同時に、責任の重大さも痛感しております。神事の厳粛性を念頭に考慮しながら、祭の持つ楽しさ、華やかさを捉えた作品を上位入賞作品として選出させていただきました。例年通り、危険な行為、公序良俗に反する作品は除外させていただきました。来年こそは、条件なしの「はだか祭」が挙行されると思います。多くの皆様の力作、傑作の応募を期待しております。
フォトアドバイザー 矢野謙治
木村 幸弘 様
長らくお待たせいたしました。コロナ禍の影響で見られなかった、揉み合いの雄姿が戻って来ました。国府宮「はだか祭」には、何と言っても、この光景が似合います。神男と、はだか男衆の揉み合い。勇壮なはだか男衆の息遣い、熱気を抑えようとする水しぶき、宙に舞うピンク色の鉢巻き、見事なシャッターチャンスで捉えております。
髙木 一博 様
はだか男衆との激しい揉み合いの末、今年も無事に神男が儺追殿に引き上げられました。神男の事を成し遂げた表情、神官たちの喜びの姿、神事らしい厳かな雰囲気を称えた一瞬が描き出されております。画面下部に、喜びを供する、はだか男衆の挙手を配した画面構成に、作者の力量が発揮されているのではないでしょうか。
加藤 巧 様
法花寺奉賛会のなおい奉納です。とてもフォトジェニックな奉賛会を捉えております。次代を担う少年たちの元気なはだか姿。初々しい中に逞しさも垣間見え、とても魅力的です。赤いちゃんちゃんこ姿のご老人、少年たちとのメリハリのあるコントラストを見せております。
河野 武 様
儺負人、いわゆる神男引き上げのクライマックスシーンです。このシーンも3年振りに見ることが出来ました。神官を初めとする多くの関係者が、この一瞬に満身の力を込めます。はだか男衆との激しいせめぎ合いを見せます。はだか祭の醍醐味を伝える光景であります。いつ見ても、相も変わらず、圧倒的な迫力で人々を魅了します。
小出 光正 様
毎年、多くの人々によって作り出された大鏡餅。今年も無事奉納されようとしております。この神事を、厳かに、静粛に捉えております。今までは、大鏡餅の大きさを表現する作品が多かったのですが、粛々とした雰囲気を捉えることで、新鮮味が出たように思われます。渋い、味わいのある作品とも言えます。
鈴木 寿一 様
大鏡餅奉納のワンシーンです。奉納の流れ、作法をしっかりと伝えるシャッターチャンスの良さが光ります。神官、奉納者、参詣人、一体となっての光景は、厳粛性の中にも華やかさもあり、見る人を納得させる力があります。落ち着きのある見飽きない作品に仕上がっております。
岡部 廣利 様
いろいろな人々、世代を越えた人達、なおい布に祈りを、願いを込めます。手のしわで、何となく分かるお年寄りの願いは何でしょうか。長寿への感謝でしょうか、それとも家族の健康祈願でしょうか、時期的に、お孫さんの入試合格祈願でしょうか。一枚の写真の持つ力がストーリー性への発展を見せます。
「いざ 本殿へ」
水上肇泰 様
「おのおのの思ひ」
恒川健治 様
「はだか祭り」
大野海夢 様
「威勢よく」
宇藤久子 様
「桶隊」
杉山桂 様
「願いを込めて」
坂本静彦 様
「今日は良き日」
江坂昌己 様
「神男厄払い」
稲垣一弘 様
「静かな意気込み」
長谷薫 様
「大鏡餅奉納」
足立裕 様
「平和への祈り」
山本昭秀 様
「あっそこだ」
相川修 様
「笑顔で」
中川和喜 様
「神を迎える」
玉置博子 様
「大鏡餅奉納」
吉田美良 様
「力越の思い」
二枚畑勇 様
「お迎え」
原紹郎 様
「はだか祭り」
大野行江 様
「もみ合う」
阿形弘 様
「願いを込めて」
服部友幸 様
「祭りの開幕を飾る」
稲葉文生 様
「十三夜月」
山田和摩 様
「春光を浴びて!」
栗木信夫 様
「大鏡餅参上」
菅野和美 様
「大鏡餅奉納パレード」
丹羽正利 様
「奉賛会長の大鏡餅切り」
増田興次 様
「餅切始」
脇田美彦 様
「友情」
佐原正人 様
「揉み合い復活」
眞下康裕 様
「神達の行列」
美澤功 様