尾張大國霊神社 国府宮|ご祈祷 はだか祭
コロナウィルス感染拡大の影響を受け、今年も儺追笹奉納大幅縮小、はだか男衆の神男との揉み合いは中止となってしまいました。昨年よりは少し緩和された点もありましたが、「絵」になる2大イベントがない分、少しばかり寂しい写真コンテストになってしまいました。仕方が無いとは言え大変残念ではあります。来年に期待いたしましょう。神事としての祭りは、無事に斎行されました。一連の流れの中で捉えた応募作品は、それなりの見ごたえもあり、一定レベル以上の写真コンテストを維持することが出来ました。撮影機材・技量の向上が大きく貢献しているものと思われます。
フォトアドバイザー 矢野謙治
髙木 一博 様
夜儺追神事での神男が捉えられております。的確な露出の選定か、日中シンクロの効果でしょうか、前面部分である神男の姿・表情をシルエットにさせないようにしております。バックの焚火の灯りと美しいマッチングを見せております。美しいプリントと相まって神事らしい雰囲気に満ちた神々しい作品に仕上がっております。
二枚畑 勇 様
鏡餅奉納シーンの一コマが活写されております。この作品の良さは幾つかありますが、第一はまとまりのある画面構成でしょう。画面四隅まで無駄と言うか隙がありません。必要なものがきちんと写っており、余計なものは一つもありません。次に上げるとすればシャッターチャンスの良さでしょうか。神主さんの表情が何とも言えません。
眞下 康裕 様
昨年も、同じようなロケーションでの作品で優秀賞をとっております。2年目ともなると、カメラポジション・アングル等レベルアップされております。厳粛な神事の捉え方に磨きがかかりました。寒い中で苦労した撮影が報われたのではないでしょうか。タイトルは説明調でいただけません。「何」を狙ったのか、「何」に感動したのか、その何をタイトルにすべきです。
大薮 為男 様
写真コンテスト的にも、記録性においても、大変貴重なカットになりました。多分、今年限りで、今後、このシーンは見られないのではないでしょうか。神男奉納と、その関係者の達成感、安心感みたいなものが描き出されております。例年とはちょっぴり違う神男奉納となりました。
菅野 和美 様
毎年、多くの人々によって作り出された大鏡餅。今年も無事奉納されました。国府宮神社に奉納されました、当たり前のことですが、写真的には国府宮であることを見せ伝えるのは非常に大事なことであります。その点をしっかりと考えられた画面構成になっております。タイトルは長い、「悪疫退散奉納」もしくは「願いを込めて」、このぐらいでどうでしょうか。
中川 和喜 様
「悪疫・・・」と違って、こちらは国府宮へ向かう途中での奉納作品です。デコレーションされたカラフルな車両、街並み、遠くバックに残雪の山並み。新鮮な感じのする大鏡餅奉納作品となっております。斬新な着眼点、作者独自の感性が発揮されております。
梅本 淳史 様
言葉からは「一陽来復」の意味は何となく分かるのですが、念のため辞書で調べてみました。陰が極まり陽に復す意、又、悪いことが続いたが、ようやく運が向いて来る意とのこと。国府宮神社の儺追布に祈りと感謝を込めております。真摯な姿に心打たれますが、ご夫婦二人が手を合わせているタイミングだと、さらに良くなったでしょう。
「御祓」
稲葉文生 様
「待ってたヨ二十年」
江坂昌己 様
「鏡餅奉納」
加門正美 様
「大鏡餅楼門入る」
野村俊郎 様
「それ!押せ押せ!!」
稲川俊秀 様
「春日浴びて」
杉原英夫 様
「なおい笹」
中村薫 様
「四柱の神様降り立つ」
長谷薫 様
「笹竹奉納」
稲垣一弘 様
「鳥居の前で一礼」
伊藤兼聖 様
「神男」
住田直隆 様
「穢れなき雨」
木村幸弘 様
「おこもり」
山田久司 様
「奉納無事完了」
村瀨友希 様
「大鏡餅入場」
太田宜行 様
「儺追笹奉納」
足立裕 様
「チンドン応援隊見参」
恒川健治 様
「庁舎をまわる神男」
増田興次 様
「裸祭スタート(儺追をぶじに)」
加藤勝利 様
「桶隊」
佐原正人 様
「なおい笹奉納」
吉田美良 様
「神事降雪に始まる」
長橋恒 様
「月夜にお出迎え」
加藤貴恵 様
「春のおとずれ」
加賀茂樹 様
「神男儺追殿に引き上げ」
宇藤久子 様
「一生懸命な子」
二村真司 様
「大鏡餅奉納」
鈴木壽一 様
「願いを込めて」
坂本静彦 様
「雨の笹奉納」
大薮時子 様
「儺追行列」
山田剛弘 様